横浜FCと横浜FCと横浜FCとあと横浜FCなんかに関して書いたり書かなかったりします。ほかの事を書くこともあります。
by naminos
2006年 04月 11日 ( 3 )
古田とブログ
Yahoo!スポーツ - ニュース - 3足のワラジはキツイよ…古田人気限界説も

>ほぼ月2回というペース

毎日書かないのはブログとは言わんのだよ。

>「人気ブロガー」としての地位は早くもピンチ。

そんな地位は心からどうでもいいと思います。
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by naminos | 2006-04-11 21:51 | 人間観察
横浜物語 the youthful days 0002
とりあえず家探しのエピソード

 念願の出版社でのバイトが決まった時、俺はまだ製本所で肉体労働に従事していて結構いいガタイをしていて、伯父の家に寄生虫のように居候をして若干迷惑な存在になりつつあった(伯父も伯母も従兄たちも非常に良くしてくれたのだが、さすがに長すぎた)ので、バイト事務所からの連絡に内心ホッとした。実のところもう連絡は来ないものと思いはじめていたからだ。連絡がないとわかれば貯めた金で南半球にでもワーキングホリデーに出ようかとすら思っていたほどだ。(この話はまた別の時に)
 しかしついに連絡は来たので、俺は早速工場制手工業の肉体労働で溜め込んだ賃金を元に、今後の生活基盤の根本を担うであろう我が城を探すことにした。

 新しいバイトの開始まではまだ2週間ほどある。まずは今のバイトを辞め、新居を探し、引越しを敢行しなければならない。そんなに長い時間が与えられたわけでもなかった。アルバイトの対価としていくらもらえるのかは先日事務所に行って説明を聞いてきたのでだいたいわかっている。20歳そこそこ高卒のフリーターにしてはまずまずの収入が見込めていた。が、初期資金がそれほど潤沢ではない。2ヶ月の工場労働でそこそこの蓄えは出来ていたが、贅沢が出来るほどではなかったし、バイト代が得られるのは実に2ヶ月近くも先である。その間の生活費も確保しておかなければ、軌道に乗る前に引力につかまってまっさかさまだ。それは困る。

 どこに住むか。俺の中ではまだはっきり決まっていたわけではない。周囲の人間に相談してみた。

伯父「中野でいいんじゃないか?伯父さんとしては近くにいたほうがお前の母さんにいろいろ報告も出来て都合がいいんだがな。」
えーそりゃちょっと若者的には若干息苦しいようなでもありがたいお言葉ですがちょっと賛同はいたしかねますすみません。

従姉「千葉とか家賃安いよ千葉にしなよ千葉」
彼氏が千葉にいるんすか?

従兄「渋谷か原宿の裏ストリートのアパートとかいいぜ。友達に紹介すんよ」
魅力的な提案だけど4畳半で7万8万つーのはキツいです。

伯母「秋ちゃんここにいていいのよ?遠慮しているの?そうなの?」
あーいやそんな遠慮するような人間が何ヶ月も居候したりしませんて。大丈夫です。

 翌日デートの約束をしていたので、ここはやはり当時の恋人であったあかねに相談をすることにした。というかそれが普通なんだけどね。居候の頃はあかねと電話をするときは家を出て公衆電話からかけていた。同じ関東とはいえ市外局番なのでテレカの減りも早かった。ポケベルもなかったので、お互いに電話がしたいときはあらかじめ時間を決めておくか、一度彼女から伯父宅へかけてもらって取り次いでもらい、その後俺が家を出て青梅街道沿いの電話ボックスからあかねの家へかけ直すという手法を取っていた。ケータイを小学生でも持ってるような21世紀の今からは想像もつかないようなまどろっこしい恋愛を僕たちはみんなやってたんだ。

 それが今度は一人暮らしになれば電話かけ放題だし、彼女部屋に呼んでウヒヒも自由だし、夜中にファミコンやっても自由だし、とにかく自由が手に入る。当時の俺は何よりも自由を渇望していた。永かった浪人時代が終わりを告げても自由は来なかった。義務から解放された代わりに、権利も失ったのである。それがようやく1年を経て羽ばたくときがやってきたわけである。多少はしゃいでもバチはあたるまい。

 2週間ぶりに会ったあかねは、音大の進級試験をクリアしたところで少し穏やかな状態に戻っていた。お互い金に余裕はないのでデートといってもマクドナルドである。このあとあまり遅くならないうちに駅まで送って返す。ホテル代なんて今は無理だ。実際のところクリスマスにしてからそれっきりキスだってロクにしてなかったのだ。俺の若者のわがままはもう臨界寸前であったし、これ以上我慢したらもう犬でも襲ってしまったかもしれない。実際そのときだって彼女の胸のふくらみを服の上から妄想してはひそかに股間をいきり立たせていたのだから、若さってやつは取り扱いが難しい。俺はいつだって俺自身をもてあましていた。

あかね「あのね。うち門限あるでしょう。11時。都内で会うとゆっくりできないから、うちのほうにしない?」
俺は「ゆっくりする」に過剰に反応してトキめいた。お前そりゃ俺とお前でゆっくりつったら当然ゆっくりといいながら一部はその過激に動き回ったりしながらゆっくりするって解釈で問題ないいんだよな?いいんだよな?お前を信じるぞ?

「でもお前の家まで行くと結構遠いんじゃないかな。交通費は支給されないから、あまり遠いとその分バイト代が凹んでしまうよ」

あかね「うちまでじゃ遠いのはわかってるよ。その手前ぐらい。神奈川県入ったら少しは安いんじゃないのかな。」

俺「神奈川県つったら蒲田あたりからか?」
あ「蒲田はまだ東京。川崎からだね」
俺「路線図見てみるか。川崎、横浜、戸塚、藤沢・・・藤沢はお前んち近くか。これは確かに遠いなあ」
あ「横浜とかどう?10時ぐらいまでいられるよ」
俺「・・・・横浜」

 調査したわけではないが信州人は横浜にあこがれる種族だ。決して俺だけの特性じゃないはずだ。海!港!中華!そしてオシャレ。ああそうだ実家にあったマンガ「横浜ラブコネクション」のあのぬるい恋愛の世界だ。ポニーテールでスカジャンでブギウギでべスパでノリノリのあの世界だ。いいの?俺がそんな世界の住人になっても。妄想は無料だし誰も責任など取らない。いいじゃないか当時そう思っていたのだから。現実がどんなにかけはなれていてもいじゃないか。いいじゃないか。

俺「・・・・横浜かぁ・・・・いいかも」
すでに単独でトリップモードの俺に
あ「じゃあ横浜で決まりね。横浜だったらさ保土ヶ谷とかあるよ」
俺「ホドガヤ?何語?」
あ「横浜駅から1つ目」
俺「そんな駅あったんだねえ。何度か通ってるけど」
あ「住宅多いからきっといいの見つかるよ」

いつの間にか言いなりになってることにも気づかず俺はすっかり脳が横浜モードに染められて、不動産誌を買い込んで検討会を個人的に行った。そしてめぼしをつけて翌週現地に乗り込むのであった。

つづく
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by naminos | 2006-04-11 21:18 | 連載
横浜物語 the youthful days 0001
最初に

このストーリーは1992年~1993年のある青年の生活や行動を振り返りながら、当時の世相や流行、生活様式を面白おかしくつづるドキュメンタリーです。ドキュメンタリーですが、いろいろの都合上内容の一部を非公開のままフィクションにすりかえて構成します。まあ話半分に適当に読んでくれたらいいと思います。

ストーリーナンバーは書いた順に記されます。必ずしもストーリーの順番でも時系列でもありませんのでご注意ください。ストーリー順については定期的に接続表を作りますのでそちらを参考にしてください。混乱が始まる前は番号順またはリリース順に読めばいいと思います。

またストーリー内容や細かい描写などについては予告なしに、まったく改変してしまうことも予想されます。常に今書いてあるものが最新バージョンであり、未来においてその内容が保障されることはありません。あらかじめご了承ください。

とりあえず登場人物を紹介して予告編とします。全部偽名です。

俺あるいは波野時として秋二・・・・・・・暫定的主人公。途中で死んで代替わりするかも
恋人 あかね・・・・・・・波野の彼女。音大生。金持ちではない。
後輩 カオリ・・・・・・・・高校の後輩。超美人だが究極の男嫌い。
後輩 ミユキ・・・・・・・・高校の後輩。長身でひとなつこい。
友人 光次郎・・・・・・・昔のバイト仲間。大学院生。遠い。
友人 ミチコ・・・・・・・・昔のバイト仲間。学生。遠い。
友人 ミホ・・・・・・・・・・昔のバイト仲間。学生。近い。

友人 ヒトミ・・・・・・・・・・昔好きだった女。大学生。
友人 大崎・・・・・・・・・・ヒトミの彼氏にして波野の親友大学生。

先輩A・・・・・・バイトの先輩。貧相で小ズルイが悪人ではない。
先輩B・・・・・・バイトの先輩の同期。AVの専門家。スカトロ傾向あり。
後輩C・・・・・・長身イケメンのバイトの後輩。知能以外に欠点がない。

編集のユウジさん・・・・・童顔の編集者。♂。波野を弟分として気に入ってくれてるようだ。
編集のミキ姉さん・・・・・最年少の編集部員。さらに年少の波野を弟分として可愛がってくれた。
制作のタカギ兄さん・・・若手制作部員。ユウジ編集員と仲がいい。

編集の大河原さん・・・・超カッコいい編集さん。ファッション部担当。連載小説も兼任。
編集の緑川さん・・・・・・超知性派。文芸担当。
副編集長ユカリ様・・・・バリバリのやり手編集者。事実上のリーダー。
編集長・・・・・・・・・・・・・編集部では仕事をしない。外交担当。

以下思い出せば設定を順次追加していきます。
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by naminos | 2006-04-11 20:21 | 連載