2001年は未曾有の乱戦イヤーだった。
グラフにするとよくわかるのだが、上位に見えない壁がない。
横浜FCだけ中の下ぐらいで一人旅で、他はもうグジャグジャに入り乱れてる。
勝点なんかこんな感じ。中盤で大宮が離陸しかけるのだが、連敗で墜落というアクシデント。その後は大変な入り乱れよう。
上位がこうなったのは下位3チームが勝点を提供しまくったからであり、極端に勝てないチームが2、3あるともう大変なことになるということである。他の年はたいてい1チームなので、こういう状況にはなりにくい。今年は逆に飛びぬけて勝点が少ないチームというものがないので、2001年にたパターンで推移する可能性はある。まだまだ油断も安心もできない。
この年までVゴール方式で勝点計算が今と違うから、こんな風にはもうならないかもしれないが、今年が例年と異なる要素はいくつもあるわけで、今後どのようなグラフを描くのか、それは誰にもわからないのである。
見えない壁に護られて、ふわっと単独1位を旅してみたいものだなあ。