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アディの最終戦コメントをようやく読む気になった。
>今日の試合、
全く納得していません。
まあこれはジャッジメントに関する質問に対する返答の中の一部なのだが、いろんな意味で2005年を象徴するキーワードなのではないかと思う。
納得のいかない順位
納得のいかない人事
納得のいかない采配
とにかくサポーターにとっても選手にとってもフロントにとっても、そして監督にとっても
納得のいかない1年だったのは確かだ。それは皆の共通認識だと思う。
ひたすらに2005年はフリエにとって2番目に最悪だった年なのである。
(1番は断然1998年なんだけども)
じゃあ。どうすんの。
俺たちには
来年がある。まだ戦える。こんな嬉しいことはない。
奪われたものを取り戻す戦いはまだ続けられるのだ。
奪われたもの。
それは愛すべきチーム(これは取り戻した)。
戦うべきステージ(まだ取り戻していない)
そして好敵手(あるいは真のダービー)。
俺たちはまだ理不尽に踏みつけられてから、立ち上がる途中なのである。
つい忘れてしまうけれど、まだ本来いるべきところに戻っていないのである。
種から芽が出ていまJ2ならば納得もできる。
自ら力及ばず降りてきたのなら納得もできる。
しかし納得のいかない事件によって俺たちはここに立っている。
理屈で言えば横浜FCは横浜フリューゲルスではないのかもしれない。
本当のフリューゲルスはFマリの「F」だろと揶揄するやつもいた。
でもみんなそれじゃ納得できないから今横浜FCがあるわけだろう。
早く納得のいく日々を送りたいとは思わないか。
納得のいかない日々はもうたくさんだと思わないか。
来季こそは、みんなで納得できるところへ行こう。
アディは「全く納得していません。」と言った。
俺も全く納得できずにスタジアムを後にした。
誰もが納得できなかった。みんな納得できなかった。
納得できないところでみんなの心が一致した。
だから俺はもう一度アディを信じてみることに決めた。
納得できなかった同士ならうまくやっていけるかも知れないじゃないか。
だからたぶん俺はもう監督にブーイングは送らない(かもしれない)。
納得のいかないところから始めよう。
納得のいく明日のために。
やっと言いたいことが書けた。私からは以上です。