山育ちなせいか、登山とかトレッキングそのものにはあまり興味がない。
山を歩いても見慣れた風景なわけで新鮮味がまったくないからだ。
カヤックなら川下りという新しい世界が開けるし、シーカヤックなら海である。海はいい。海は素晴らしい。海ならなんでも素晴らしい。これは旅の目的として十分な魅力がある。
キャンプは野外で食って寝る遊びである。
食い物にはそれほどこだわりがない。うまいマズイには敏感でも、マズイから嫌だとか思わないからだ。マズイものはマズイものだがそれなりに食い物だから食う。それだけである。
寝るってことを目的にするのはいいかもしれない。普段寝られないところで寝るってのはいいんじゃないだろうか。
写真を撮るというのもいいかもしれないが、写真そのものにあまり興味がないので今は無理だな。その気にはならない。
日本一周の時みたいに、ひたすら移動距離だけを楽しむというのはありかもしれない。しかしそれだとクルマの方が効率がいいのでクルマで移動したほうがいいんだよな。じゃあクルマでは行けないところに行くってことか。
アウトドア誌で興味を引いた記事は、ニュージーランドのトレッキングツアーの記事の地図である。トレッキングという行為自体にはあまり興味はわかなかったが、トレッキングコースの制覇というキーワードには反応した。なるほど、そうやって地図を塗っていくのはなかなか楽しい行為かもしれない。征服気分が味わえるわけだ。
稜線と川か。さてどんなもんだろう。