横浜FCと横浜FCと横浜FCとあと横浜FCなんかに関して書いたり書かなかったりします。ほかの事を書くこともあります。
by naminos
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十三日間日本一周 drive05 2nd day カルスト
萩から湯田温泉へは国道262号を通るのがメインルートなのかもしれないが、まだ日のある時間だったので、俺は秋吉台を経由して中国山地を抜けることにした。湯田温泉まで約1時間のルートである。ここまでの道程を考えれば目と鼻の先なのである。まだまだ疲労はない。旅を楽しんでいる感覚がようやくできてきたようで、見る景色見る景色がどんなものでも楽しくなっていた。旅先でテンションが高かったので疲労を感じなかったのかもしれない。

さて、秋吉台といえばカルスト地形や鍾乳洞の秋芳洞で科学の本ではおなじみの名勝である。一度は来てみたいと思っていた。萩から国道490号で秋芳町へ向かう。近くまで来ると秋吉台にちなんだ看板が増えてくるのでよくわかる。期待に胸を膨らませながら道を急ぐと、それは突然現れた。

b0060919_2272254.jpgカルスト地形というのは石灰岩でできた山が、侵食によって削られるときに削られにくいところとそうでないところが、石灰岩の侵食が早いために差が大きくなり、石灰岩の奇岩が数多く地表にむき出しになったものである。自分でも何言ってるかよくわからないが、とにかく山の上一面に白くてでかい石灰岩がわんさかむき出しになっているという特殊地形である。図鑑などの写真でちらっと見るのと、実物を見るのとは違う。
なんとなくもっと山奥の人気のないところに広がっているものだと思っていたのだが、実際は車道からすぐのところからぐぁわーとカルストである。おいおいそんなに気軽にカルストしてていいのかよというぐらいに思いっきりカルストだ。とりあえずクルマから降りて証拠写真を撮る。
これが秋吉台。カルスト地形か。ついに現物を見たという科学的感動にしばし身を浸した。
残念ながら秋芳洞には入れなかった。確かもう営業時間を過ぎていたからだ。

感動のカルストを後にして再度湯田温泉へ向かう。秋芳からは国道435号で山口市方面へ向かう。そろそろ午後も6時になり日が暮れて来た。思ったよりも順調に湯田市街地へ入った。湯田温泉は平地の温泉街である。今までどちらかというと温泉といえば山間部という印象を勝手に持っていたので、街中にいきなり温泉街が現れるというのは少し違和感があったが、思えばそういう街も少なからずあるわけで自分の固定観念を反省した。秘湯と温泉街は同じ温泉でもまったく別ものなのであったのだ。
ところでこの湯田温泉はいわゆる温泉街なので、その客層も温泉街に行く人らである。そのための需要かわからないが、街の入り口あたりには小繁華街がある。一杯ひっかける店からじっくり飲むような店からちょっとすっきりしたいような店までちらほら見かける。平坦な道のまま温泉街に突入していくのはやはり妙な感じがしたが、旅館やホテルが立ち並ぶあたりまで来ると、やはりなるほど温泉街なのである。浴衣で散歩する人も目に付くようになった。

目的のクアハウスはメインの通りから少し脇に入ったところだった。まだ新しくきれいな建物だった。温泉や銭湯というよりはどちらかというとフィットネスクラブのような雰囲気だった。チケットを買って中に入る。フロントで入浴セットをもらう。平日だがもう夕方なのでそれなりに人がいたが、広いのであまり混んでいるという感はしなかった。もちろん混浴ではない。
浴場の内部は広く、さまざまな種類の温泉が用意されていた。露天風呂もある。といっても平地なので空しか見えないが。
しばし体を洗いアタマを洗い旅の汚れを流した。湯船にゆったりつかると思わずうぃーっと声が出る。これは気持ちがいい。旅って本当にいいもんですね。ええ。

浴場の一角にはマッサージコーナーがあった。ていうか韓国あかすりだ。2000円か3000円からいくつかコースがあった。フルコースには非常に興味があったが、いくらなんでも俺が思うようなコースである可能性は非常に低いのでチャレンジはしなかった。どうしてもって人は街の入り口まで行けばいいしねー。

ひとしきり体をリフレッシュさせたあとは休憩室でのんびり仮眠。今日はまだ先がある。
クアハウスから出るときにとりあえずメールを送った。

湯田温泉を後にして郊外のガソリンスタンドで給油を行う。もう今日は600キロ以上走っている。給油も出発してから3回目。この旅はガス代がたっぷりかかりそうだ。やはり他の経費は抑えていくほかにないな。
出発前に洗車できなかったので、クルマがかなり汚い。これからデートだというのにこれじゃよろしくないじゃないか。とりあえず軽く洗車を頼んで休憩室に入った。地方紙があったので目を通す。山口県内の記事を眺め、知らない地名ばかりを見て、だいぶ遠くへ来たのだなあと実感した。

洗車が終わる頃ケータイに先刻のメールの返事が来た。

>え?マジで来てるの?

おいおい。

つづく
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by naminos | 2004-11-28 01:50 | 連載
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